バルトリン備忘録

バルトリン腺炎発症から手術、術後に至るまでの経緯を書き綴り。

はじめての処置

大きな病院にきたので、夜間受付は阿鼻叫喚
(お子さんが多数いたからだと思う)
でも当時はあまりうるさく感じなかった。
(何せもう座っているのも辛い、動かなくても適度に痛いのと激痛が続いてる感じ)

 

30分程度で順番がきて、はじめて婦人科の検査台に座る
服を脱ぐのも激痛の中行うので動きが鈍い
左側は痛みで感覚がおかしくなってる状態で、足を開くのも苦痛
検診もなく見ただけでこれじゃ痛かったでしょう?とカーテン越しに言われ女医さんだとわかる
そこではじめて「バルトリン腺炎」という病気である事
バルトリン腺が細菌感染をする事で炎症を起こしている事
感染は常在菌でもあり得る事、でも悪い菌が原因で起こる場合もあるので(性病とかね)
取った膿を細菌検査に回しますと伝えられる
(炎症起こして膿が溜まるのは、正しくはバルトリン腺膿瘍らしいけど)

 

そしてここからの治療が悪夢なのですが、まず炎症が酷すぎて麻酔がきかないので
そのまま注射針を刺して中の膿を吸い取ることを知らされる。
麻酔が効かないってなんじゃ?と思いつつ了承
で、針を刺したのですが炎症しすぎて触ると激痛な所に刺してるから
激痛+激痛で無限大な感じ。死ぬわ、痛くて痛い。
説明が難しいんだけど、激痛って感情をひたすら連続で投げつけられてる感じ。
(何度もやるとわかるけど、炎症が酷ければ痛みが倍増する)
しかも中の膿を出すために血液抜く時みたいにひっぱるのね、注射を。
その吸い取りで中の膿が動くのも激痛、その上膿を完全に吸い取るために
腫れてる部分をぐいぐい押すのも激痛。
もう息止まる、止めるじゃなくて、止まる。
女医さんも気にしてくれて、痛いよね、少し休んでからにする?とか
頑張ってとか色々声をかけて下さってて有難いんだけど
休んでもどうせまた激痛味わうならと、ノンストップでやってもらった。
多分治療的には10~15分程度だったと思うんだけど、
もう立ち上がれない位燃え尽きましたよ…炎症って怖い

 

この時はゴルフボール大の大きさになってて、結構な量を吸い出した。
そして炎症が惨かったため、抗生剤を点滴される事に
個人的には点滴が落ちてるの見てて30分位の感覚だったけど
1時間ほど点滴してたらしい

 

その後は痛み止め飲んで、快眠!!
菌も常在菌で問題はないとの事
ただ確実な予防法がないとのことで、再発の可能性がある事
今度は早めに受診してね!と笑顔で先生に言われたのであった。

 

※膿を抜いたら痛み止め&抗生物質の投薬になります。
 点滴は基本的にはありません、点滴したのは炎症が特に惨かった初回と術後のみ
 なのでやはり発症したら早めの受診をお勧めします。
(痛み止めは任意だけど、炎症あると座るの辛いので数日は飲んだ方が楽
 あと私は事務仕事の為その後は円座布団愛用することになった)

 

自治体ごとに救急相談があるかと思いますので、
 夜間診療の場合は事前に当日の最寄りの夜間対応を確認するのをお勧めします。

 また基本的に炎症起こしたら自分で対処はほぼ不可能ですので、
 速やかに婦人科の予約をして受診する事をお勧めします。
(クリニックで対応可能です。働いてる方は夕方からでも受診できる

 最寄りのクリニックを調べておくと安心だと思います。)