バルトリン備忘録

バルトリン腺炎発症から手術、術後に至るまでの経緯を書き綴り。

はじめての発症

はじめてバルトリン腺炎が発症したのは25歳くらいの時
最初はトイレで小をした時になにかヒリヒリするような感じがした。
被れたのかな?と思って市販の軟膏を購入し患部に塗ってみたが効果なし
翌日何かしこりのようなものがあるのに気が付く
当時はPCで調べてみるも怖い病気が色々並び、ビビる。
(お恥ずかしながら婦人科は赤ちゃんを産む人が行くものという認識だった)

 

数日過ごすが痛みはだんだん酷くなるし、痛み止めを飲んでもほぼ効かなくなる
病院などほぼ行かない生活をしていたため、病院に行く考えはなく
どうにかならないかなと悪あがきをしていた。
(週末に当時追っていたバンドのライブがあったので入院とかになったら困ると思っていた。後から考えればとっとと行けば問題なく参加できたのだけども)

 

2日間ライブが連続であったが2日目は激痛で布団から起き上がるのも苦痛で
結局行けずに痛み止めを飲んで過ごす。
翌日に解散を知らせるファンクラブの会報が届くが、正直そんなのどうでもよかった。
人は痛みや何かしらの感情が突き抜けると、他はどうでもよくなるんだなと学ぶ。
そしてその日の夜、痛みが限界に達して母親を呼んで局部を見てもらい
夜間診療のお世話になる事になる

 

余談だがこの時点で激痛で歩くのも足を引きずってやっと歩いてる状態
歩くと擦れるので激痛が常に続いている状態。
父が車を出してくれたのだが、急患入口から離れた場所に下ろされたので
理不尽なのは重々承知しているが、激痛の中歩かされたのは今でも根に持っている。